2005年6月2日(木)20:44

シュレーダー首相はEU憲法否決後の「性急な反応」を戒める

ルクセンブルク(AFP)

フランスとオランダのEU憲法否決を受けて、ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相(社会民主党)は批准手続きの継続を主張し、「性急に反応」しないよう警告した。憲法条約にはどの国も自らの主権で憲法の批准を決定すると定められている、と首相は木曜日の晩、EU議長を務めるルクセンブルクのジャンクロード・ユンカー首相との会談を終えて語った。この批准プロセスがすべて完了した後に、はじめてその後の対応を決定することができるのである、とシュレーダー首相は述べた。首相はEU憲法と統一欧州に向けた自らの取り組みを緩めないと表明し、今後も社会的公正が効率的な経済の規範となるようなEUを築くべく努力するつもりだと語った。

原題:Schroeder warnt vor "hektischen Reaktionen" nach Nein zur Verfassung




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